アラフォースポーツライターの日米プロ野球コラム

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ダルビッシュに続くか田中将大?

 メジャーリーグで久々の朗報である。日本人投手で初勝利を挙げたドジャース前田健太投手に続いて、レンジャーズのダルビッシュ有投手が13日(日本時間14日)、敵地でのエンゼルス戦に今季3度目の先発登板で、103球を投げ7回5安打無失点10奪三振で3度目の正直となる今季初勝利を挙げたようである。

 ダルビッシュといえば一昨年2015年は怪我で登板がなく、昨年2016年、1年9か月ぶりに復帰登板を果たしたわけであるが、今から3年前の2014年には対レッドソックス戦で、9回2死まで無安打無得点に抑え、ノーヒットノーラン達成まであと一人という場面で初安打を許し、快挙を逃した経験がある。

  昨年2016年の成績は、17試合に全て先発登板し、100.1回を投げ、132奪三振防御率3.41である。

  メジャー移籍前の2011年、日本ハム時代の最後の成績は、28試合に全て先発登板し、232回を投げ、276奪三振防御率1.44と好成績を残している。

 タイトルは、メジャー移籍前の日本ハム時代に、最優秀防御率2回、最多奪三振3回、最高勝率1回、メジャー移籍後のレンジャーズで、2013年に最多奪三振を記録している。

  球界のエースと言われているだけに、今年で31歳になるダルビッシュの今後の活躍にも期待したいところだが、もう一人気になるメジャーリーガーがいる。それは日本時間で明日15日、今季初勝利をかけて登板するヤンキース田中将大投手である。田中の楽天時代最後の2013年の成績は、27試合に先発登板し、シーズン中は黒星がなかったわけである。ちなみに212回に登板し、183奪三振防御率1.27であった。ヤンキースに移籍後は、昨年2016年の成績を見ると、31試合に先発登板し、199.2回を投げ、165奪三振防御率3.07であった。

 タイトルは、楽天時代に、最多勝利2回、最優秀防御率2回、最多奪三振1回、最高勝率2回を記録している。

 ちなみにヤンキースタジアムで、6月23,24,25日と対レンジャーズ戦があり、もしかしたら両投手の投げ合いが観られるかもしれないが、先発ローテーション次第である。あるいはヤンキースもレンジャーズもともにアメリカンリーグ所属チームなので、東地区のヤンキースと西地区のレンジャーズがポストシーズンの地区シリーズやリーグ優勝決定シリーズで当たると、ポストシーズンで両投手の投げ合いが観られるかもしれない。

 ダルビッシュや田中だけに限ったわけではないが、メジャーリーグでプレーする日本人選手は、投手も野手も日本人メジャーリーガーとしての活躍を今後も期待したい。