アラフォースポーツライターの日米プロ野球コラム

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敗因は環境の変化でも「力不足」と言う菊池に脱帽

 昨日行われた第4回WBC準決勝で日本は敗れた。結果的には、4回の二塁菊池のエラーと、8回の三塁松田のファンブルが失点につながり、敗北を喫してしまったわけであるが、2006年のWBCを経験している元ロッテの里崎智也氏をはじめ、多くの専門家が指摘しているように、やはり環境の変化が大きな敗因だったことは間違いない。

 舞台は人工芝の東京ドームから天然芝の屋外球場へと変わった。菊池が普段プレーしているマツダスタジアムも天然芝だが、ドジャースタジアムとは芝の長さが違うと本人は言う。菊池曰く「芝は短いので打球はそれほど死なない。守りやすい」とのことだったが、昨日は雨が降っていた。グラウンドが想像以上に滑りやすかったとの結論になるが、それでも「自分の力不足」と反省する菊池には恐れ入った。

 昨日はもう過去の事。3年後の東京五輪、そして4年後のWBCを見据えて、日本野球の強さを世界に見せつけられるよう今から取り組んでほしい。